新型コロナウイルス感染症に対する当院の取り組み
今回は世界中で蔓延しているコロナウイルスに対し、当院の取り組みをご紹介させていただきたいと思います。
医療現場における原則は小児患者から高齢者患者に至る全ての方は未知の病原体を含め何かしらの感染症を持っているものと想定し（標準予防策：スタンダードプリコーション）、院内感染防止を行う必要があります。
もちろん当院もこの考え方に基づき、日々の診療を行っております。
しかし、コロナウイルスの蔓延に対しては空気中に漂う小さな粒子等にウイルスが付着し、浮遊している（エアロゾル）可能性があり、そこからの感染を生じる可能性も否定できません。そのため、空気にも着目する必要があります。
まずは当院を受診されている方、今後、受診しようと考えている方にお願いがございます。
以下の症状がみられる方はまず受診される前に当院までご連絡ください。
- 発熱（37.5℃以上）がある方
- 風邪に似た症状（せき・のどの痛み・関節の痛みなど）がある
- 倦怠感があるなど、体調不良の方
- 嗅覚や味覚に異常がみられる方
コロナウイルスによる感染症の広がり方は決して他人事ではありません。
「もしかしたら、コロナウイルスに感染している可能性があるかもしれない」と少しでも感じられている方はまずはご連絡ください。
受付に来られた際は手指アルコール消毒をまずお願いいたします。
また、マスク供給不足によりマスクの確保が難しくなってきております。
症状がなく自分自身で感染していることに気付いていない方がいるという報告がある以上、マスク着用をお願いしております。マスク着用は一定の感染予防に効果があります。
当院のマスクに余裕があれば、お持ちでない方にマスクをお渡ししたいところではありますが、マスクの流通がなく、当院でもマスク確保が非常に困難な状態となっております。
ご迷惑をおかけいたしますが、マスクのご持参・着用をお願いいたします。
以前より待ち時間があまりないように取り組んでいますが、その待ち時間に不安を感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。
出来る限り1つおきにお座りいただければと思います。
お車でお越しの場合は車内での待機をお勧めしております。受付で携帯電話の連絡先をお伝えいただき、順番になりましたらご連絡させていただくように取り組んでおります。
それでは、当院の感染予防対策をご紹介させていただきます。
① 可能な限り使い捨てにする
ウイルス・細菌を含む感染症の多くは唾液、血液等の体液を介して感染することが多くあります。
ウイルス・細菌は目には見えず、同じ器具の使い回しは感染を広げるため、使い捨てに出来るものは一人ひとり使い捨てにしております。
当院において使い捨てにしているものは、コップ・エプロン・トレー・手袋です。
② 使い捨てにできない器具の滅菌
全ての器具も使い捨てに出来れば一番ですが、そうはいきません。
使用した器具類は全て洗浄後、個別にパックし、高圧蒸気（オートクレーブ）にて確実の滅菌を行っています。もちろん、歯を削る道具も一つひとつ滅菌を施しております。
③ 診療イスの消毒
患者さま一人ひとり治療後はイスを含め触れた場所はアルコール消毒を行なっております。
④ 口腔外バキューム
歯を削る際や歯石を取る際にはお気づきではないかもしれませんが、水しぶきがお口の外に飛んでいます。これがエアロゾルとして感染源になる可能性があります。これに対して、口腔外バキュームを使用することで、空気中の飛散を防ぎます。
これは患者さま間での感染を防ぐことはもちろん、私自身・スタッフへの感染を防ぐ上でも重要なことです。
⑤ 空気清浄機・加湿器
空気中に浮遊しているウイルスを排除する手助けに少しでもなればと考えておりますが、当院では空気清浄機を3台フル稼働させております。
また、空気の乾燥はのどの粘膜に防御機能低下につながります。加湿器に関しましても3台フル稼働させ、湿度50～60％程度に保つよう取り組んでいます。
⑥ 窓やドアの開放による換気
季節的にも暖かくなってきており、玄関・診療室・ドア・窓を定期的に開けて換気を促しております。エアロゾルによる感染を防ぐためには空気をこもらせないことが一番です。
寒い場合にはお気軽にお声掛けください。
新型コロナウイルス感染症について詳しく知りたい方は首相官邸HP特設サイトをご参照ください。https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
また、北九州市在住の方で体調不良や感染疑い等に関するご相談は「北九州市新型コロナウイルス相談ナビダイヤル：0570−093−567」にお問い合わせください。
今までに経験がない事態であり、皆様のご協力が大変重要となります。
当院におきましても、可能な限り感染しない・感染させない対策を行なっております。
何か不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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医療法人徳和会 ひまわり歯科
院長：吉用 卓（よしもち たく）
国立大学 長崎大学歯学部出身
日本口腔外科学会所属、上田塾所属
北九州市八幡西区岡田町12-16 JCHO九州病院前
Ｔｅｌ：093-632-6480
HP： https://www.himawari-dc.jp/
八幡西区 黒崎 の歯医者さん
歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目：一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科
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